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2021/05/17更新

日吉まちログvol.3 |子どもが“主役”になれる学びを。

子どもが“主役”になれる学びを。地域に密着した「ひよし塾」

日吉駅の周辺は、知る人ぞ知る塾が集中しているエリア。

受験を目指す子どもたちが通う中学受験塾の中でも、生徒たちの自立を促しながらサポートする授業体制を大切にしているのが、日吉駅から徒歩2分にある「ひよし塾」です。

子どもが主役になれる学びを与えたいという想いを持つ塾長・玉田久文さんにインタビューした後編になります。

 

受験勉強で終わらせてほしくない

『ひよし塾』は、3クラス学年定員30名という少人数制がモットー。保護者や生徒たちに寄り添ったアットホームな雰囲気と面倒見の良さが評判です。そんなひよし塾で玉田さんが重きを置いているのが、小学生生活を受験勉強だけで終わらせてほしくないという気持ち。

 

「中学受験勉強だけの3年間というのは勿体ないですよね。習い事や学校行事で塾に参加できない日があっても、別の日に同じ授業を受けられるようにしてあげたいと思い、とにかく自由度の高い授業を取り入れています。」

 

勉強と習い事を両立したいと考える生徒たちを思い、何かできることは・・・?と考えて出した答えが、塾の日に習い事や学校行事が重なったら、塾は休んで別日で調整すればいいというシンプルな方法。子どもたちが勉強しやすいよう、そしてストレスにならないよう工夫を凝らしているそうです。

 

コミュニケーションを大切にしたい

ひよし塾が何より大切にしているのが人との信頼関係。ときにはプライベートな相談を受けることもあるそうで、子どもたちと真摯に向き合うために勉強する空間作りも工夫を凝らしているのだとか。

 

「自習時間をうまく使って、集中して勉強できる環境作りに力を入れています。問題に対して解った “つもり”でなく“できる”にしてあげることが、本当の学びなんです。」

 

ときには生徒たちを連れて近場の博物館に訪れるなど、外に出て触れ合いを楽しむのも学びのひとつ。勉強とプライベートを上手に切り替えられるよう、人としての成長を見守りたいと語ってくれました。

 

 

会って、話す。これが信頼。

コロナ禍ということで、メールやZoomなどオンラインでコンタクトを取ることが増えている中、ひよし塾ができる限り意識しているのが「会って話す」ということ。

 

「メールだと伝わらない部分があるので、年に3〜4回くらい保護者の方と会ってお話します。成績や意識が大きく変わる6年生は、2ヶ月に1回くらいの頻度で連絡を取ることもありますよ。」

 

近隣から通う生徒が多いからこそ、保護者の方としっかり話したいと考えていますと玉田さん。消毒や換気をしっかり行った上で会って話す機会をつくることで、信頼関係にもつながっているようです。

 

「子どもが主役」になれる学びを与えてくれるひよし塾。日吉エリアの学びスポットとして、チェックしてみてくださいね。

 

取材協力 : ひよし塾

取材   : 地域の広場アプリ ピアッザ

 

過去の日吉まちログ

vol.1 インタビュー「子育て環境が良いってホント?日吉エリアの住みやすさ」

vol.2 インタビュー「学習塾が充実!中学受験に強い日吉エリア」