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2021/09/08更新
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日吉まちログvol.15|子どもの「ひらめき」を遊びに変える!ACTO日吉でやってみたいこと
今回の日吉まちログインタビューは、前回に続き日吉本町鯛ヶ崎公園で開催されている鯛ヶ崎公園プレイパーク。プレイリーダーの長谷川圭佑さん(はせ)・小金澤杏美さん(つむ)に、プレイパークの知識や学びをどのようにACTO日吉で広げられるのか、新しい可能性についてお聞きしました。
ACTO日吉で室内プレイパーク!?
プレイパークのコンセプトは、自分の責任で自由に遊ぶこと。子どもたちの「やってみたい」という気持ちを尊重しながらプレイリーダーが子どもと向き合いながら遊びの幅を広げていきます。まちのリビングや広場など、ACTO日吉のコミュニティスペースを使って一体どんなプレイパークができるのか、プレイリーダーのアイデアを聞いてみることに。
「室内プレイパークであれば、1〜3歳の小さな子どもたちが参加できる遊びがあります。例えばダンボール1つにしても集めて迷路を作ったり絵を描いたり遊び方はいろいろ。雨の日が多い今の時期なら傘を入れるビニール袋を用意して、水と絵の具をそこに入れて連なる結び玉にして遊んでみたり…。ちょっとした広場があれば、水遊びや絵の具で全身ペイント、うちわで作ったシャボン玉など、小さな子ども向けのワークショップができるかなと思います。」
プレイパークでの遊びはその場でひらめくことも多く、子どもたちの発想から遊びのヒントを得ることも。ACTO日吉のようなコミュニティスペースがあれば、出張プレイパークも開催できそう!と、はせさん・つむさんが笑顔で語ってくれました。
子どもに接するとき、意識すること
子どもの目線になって遊び場を見守るプレイリーダーが子どもたちと接するとき、どのようなことを意識されているのでしょうか。子育てにも通じるプレイリーダーたちが日々心がけていることについて教えてもらいました。
つむさん「子どもの声をしっかり聞くことを大切にしています。やりたいことが沢山ある子どもたちが言葉 にして何度もまわりに発信しているということは、本当にやりたいと思っていること。だからその“やりたいこと”をできるだけ手伝います。とはいえ、大人が手伝うのは必要な部分だけ。全部は取り上げません。ムリとは言わず、挑戦したい心を応援する感じです。」
はせさん「子どもを信じることですね。大人が見たとき、これはできないな…と思うことでも、信じているからやってみな!の精神です(笑)たとえ失敗しても受け止めてあげる。むしろ失敗は成功の元、安心して失敗していいし、失敗しても笑わない。そこは子どもたちに伝えるようにしています。」
毎週火・水・木曜、第2・4土曜とそれに続く日曜に開催されている鯛ヶ崎公園プレイパークは、学校が終わる15:30頃からどんどん人が集まるのだとか。大人の参加者を含めると平日でも100人以上、週末になると300人くらい人が集まるという、まさに地域の憩いの場です。別の学校の子ども同士が仲良くなり、習い事とはまた別の学びが得られるプレイパーク。地域住民と協力しながら、ACTO日吉で出張プレイパークが開催される日も、そう遠くはないかもしれません。
公園でピクニック。そんな気分で来てほしい
鯛ヶ崎プレイパークをはじめ、横浜市内に20箇所以上あるプレイパーク。近いのに意外に知らなかった…という方は、ピクニック気分で来てもらいたいとプレイリーダーのはせさん・つむさんからメッセージをいただきました。
「プレイパークは、その日によってやることがバラバラ。緑が多く気分転換で来られる方も多いので、お弁当を持って公園でピクニックする気軽な感覚で遊びに来てもらえたら嬉しいです。スロープに出ている看板のところで入ろうかどうか迷っている方を見つけたら、プレイリーダーが声を掛けに行きますから(笑)」
子どもの行動を尊重して自由に遊べるプレイパークですが、地域とつながりを持ちたいと考えている大人の居場所でもありますとプレイリーダーのお二方。
遊びを通じて子どもが成長していく姿を地域で温かく見守りながら、いろいろな人がつながっていく。鯛ヶ崎公園プレイパークの今後の活動にも、ぜひ注目してください。
取材協力:鯛ヶ崎公園プレイパーク
取材:地域の広場アプリ ピアッザ