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2021/11/18更新

日吉まちログvol.17 | あの有名人も常連だった!美味しさを追求する古き良き日吉のお食事処

前回に引き続き日吉ログインタビューに登場していただくのは、たつ吉グループ代表取締役であり女将・島名貴子さんと専務取締役兼統括マネージャーの島名正人さん。日吉エリアを中心に地元の人たちから愛されるお店の人気メニューについてお聞きしました。

 

とことん美味しさにこだわる職人魂

「遊膳たつ吉」「そば処たつ吉」「中国名菜 龍華」の3店舗を四代にわたり続けてきたたつ吉グループですが、実は食材の仕入れやメニュー開発を取りまとめている統括マネージャーの島名正人さんは、日本さかな検定1級、焼酎アドバイザー、神奈川県ふぐ包丁師の資格を持つ生粋の料理人。美味しい料理を求めて探求する熱い情熱とこだわりは、女将さんが脱帽するほどのものだそうです。

 

食べ盛りの学生を満足させるボリュームランチ、いろいろなものを食べたいという女性目線のレディース御膳。美味しいだけではない食べに来るお客様が喜ぶ「おもてなし」を第一に、古き良き日吉の食事処として賑わっているとのこと。一体どんなメニューが並ぶのか、教えていただきました。

 

 

お店の人気&おすすめメニュー

それぞれに個性があるたつ吉グループには、お店の顔となる看板や定番人気、さらには女将さんのお気に入りメニューがあります。一体どんな「おすすめ」が出てくるのか、さっそく聞いてみることに。

 

「本店の遊膳たつ吉は和食処ですので、毎日豊洲から新鮮な食材を仕入れています。定番人気なら出し巻き卵や旬の刺身、意外にモッツレラチーズの湯葉揚げも人気ですね。1,000円〜のランチは、さまざまな料理小鉢が集合したデザート付きのレディース御前(2,000円税込)が女性のお客さまから好評ですよ。店内も落ち着いた和の雰囲気で、人数に合わせた個室もご用意していますよ。遊膳たつ吉の隣にあるそば処たつ吉は、肉付け極太蕎麦がイチオシ。並で2玉入るので、かなり食べ応えあります。慶應義塾大学の学生さんが来られることも多く、丼と蕎麦のセットは学生さん人気が高いです。」

 

「そして中華料理店の龍華は、店頭で焼いている上海焼小籠包。うどん粉を入れたもちもち食感の皮と、食べた瞬間に出てくる肉汁は、食欲をそそる一品です。」

 

さらに話を聞いていくと、女将さんは週に一度、龍華の五目焼きそばを一般のお客様と同じようにお支払いをして食べているとのこと。子どもの頃、親と一緒に行った中華街の思い出から中華が大好きと笑顔で語ってくれました。

 

 

実はファンの聖地!?人気アーティストのメンバーも大好物

お店を支えるお客様の中には、有名人も少なくありません。慶應義塾大学出身でもある陸上競技選手の山縣亮太さんや三代目J SOUL BROTHERSの岩ちゃんこと岩田剛典さんは、学生時代によく食べに来られていた常連さんだったそうです。

 

「コンパなど昔は飲みの文化がありましたけど、今は部活後に学生さんが蕎麦を食べて帰る時代。岩ちゃん(岩田剛典さん)も、ダンスサークルの練習前後に音楽を聴きながらお蕎麦を食べていたのを覚えています。2018年に放映された『人生最高レストラン』というテレビ番組では、龍華を紹介してくれました。」

 

岩田剛典さんの思い出の味として龍華の「牛肉としめじのオイスターソース炒め」が紹介されると、台風の日でも人が並ぶほどファンの聖地として盛り上がりを見せたのだとか。長い人生の思い出として、たつ吉の味をずっと覚えていてくれるお客様がいることに感謝していると話す女将さんさんが印象的でした。

 

 

 

取材協力:たつ吉グループ

取材:地域の広場アプリ ピアッザ